交友関係の答えは?「広く浅く 、狭く深く」「続かない」について

【心理】人間関係

♪一年生になったら 一年生になったら

友達100人できるかな~

童謡「いちねんせいになったら」です。

子供のころ、この歌を聴いたとき、微かな違和感を覚えました。

 

そりゃ友達は多いほどいいんだろうけど、

”100人も友達がいるのって大丈夫かな”って思ったんです。

名前を覚えるだけでも大変だし、

100人もいたら一人ひとりとの関係が希薄になるんじゃないか・・・と、

 

まあそれは子供のころに感じた違和感を

大人になった今のボキャブラリーで表現したことですが、

毎日違う友達と遊んでも、一周するのに3か月以上かかります。

3周半もしたら2年生です。そんな関係を「友達」と呼んでいいのか?

また、そういうのが楽しいのか?ということです。

私はずいぶんヒネクレた子供だったんですね。

 

友達って多いほどいんでしょうか?

友達がいないってダメなことなんしょうか?

交友関係が長く続かいないのは人間性に欠陥があるから?

親友がいないのは問題?

今回はそういうことを考えていきたいと思います。

 

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人が友達をつくる理由

そもそも、なんで人は友達を作るんでしょうか?

答えは簡単で、仲間がいないと生きていけなかったからです。

 

人間って動物としては弱い存在ですからね。

みんなで協力しないと生きていけなかったんです。

チンパンジーやゴリラの赤ちゃんはめったに泣かないんですが、

人間の赤ちゃんがしきりに泣いたり笑ったりします。

これは、親以外の大人であっても世話をしてもらえるように、

そういうふうに進化したんだという説があります。

子育てさえもみんなで協力して行う、というのが人間の生き残り戦略だったんですね。

だから私たちの中には「仲間を作りたい」というDNAが刻まれてます。

 

たぶん、漫画のワンピースが人気なのも、

「走れメロス」が名作と言われるのも、このDNAのせいでしょう。

 

「誰とでも仲良く」という無理難題

そのうち文明が進んでくると、必ずしも協力して生きていく必要は薄れました。

そうすると、友達を作ること自体が目的になり、

友情の素晴らしさみたいなものが強調されるようになりました。

 

私が子供のころ、NHKで「みんななかよく」っていう番組をしてました。

小学生向けの道徳の番組です。

誰とでも仲良くするのが素晴らしい。

協調性が大事。

友達がいないのはおかしい。

そういう風潮だったんです。

いまの小学校でもそういうふうに教えてるんですかね?

 

でもね、ちょっと立ち止まって考えていただきたいんですけど、

「誰とでも仲良く」って絶対不可能だと思いませんか?

あえてケンカしろとは言いませんが、全員と仲良くなるんて無理な話です。

仲良くなれそうな人とだけ仲良くなったらいいと思うんですけど、

今は「みんな仲良く」「協調性が大事」という変なプレッシャーが

現代人の上に重くのしかかってる気がします。

 

広くて浅くあるべきか、狭くて深くあるべきか

全員は無理としても、

では交友関係は広いほうがいいんでしょうか?

狭い方がいいんでしょうか?

 

広くすると浅くなりますね(友達100人の状態です)。

狭いと深まりそうですけれど、しかし狭くしたら自動的に深まるわけでもありません。

 

広いか狭いか。深いか浅いか。

広くすると、退屈はしなさそうですよね。

飲み会なんかすぐに埋まりそうです。

狭いと、イベントのときに人集めに苦労しそう。

一方で、広くても関係が浅いと、いざというとき頼りになる人がいないかもしれません。

 

昔から「まさかの友は真の友」と言いますし、

困ったときに手を差し伸べてくれないのであれば、

何のために苦労して友達を作ったのか意味が分かりません。

また、交友関係が狭くても深ければ、こちらから助けてあげることもできます。

どちらも一長一短ですね。

 

努力が必要なら、友達はいらない

友達を作るとき、一番いい考え方は

「去る者は追わず、来る者は拒まず」

だと思います。

 

友達を作ろうとガツガツしない。

関係性を維持できるように頑張ったりもしない。

自然体で生きる。

そういう状態で自然に友達ができたら受け入れたらいいし、

自然に関係が切れたら、それはそれでいいと思う。

そんなスタイルですね。

 

そもそも、友達を作ったり、関係を維持するのに努力が必要なら、

それはおかしな話です。

友達100人作れるなら作ったらいいし、

誰とでも仲良くできるならしたらいいと思います。

ただし、それは、無理をせず自然体で出来るならば、ということです。

 

自然体で生きていて友達が100人できたらそれでOK。

一人の友達ができなかったとしても、それはそれでOK。

それでいいじゃないですか。

親友がいないとか、交友関係が長く続かないとか、

そういうことでその人の価値や人間性を測るなんて、横暴すぎます。

 

そもそも、人間は生きていくために仲間が必要だったんです。

仲間作りは手段です。

仲間作りが目的になったんでは、本末転倒なんですよ。

 

協調性と媚びをはき違えるな

友達がいっぱいて、誰とでも仲良くして、協調性が豊か。

そういう人は確かに素晴らしいと思いますが、

一方でぼくらは一匹狼な生き方をしている人にも憧れます。

 

めっちゃ友達が多くて、

毎週のように誕生日パーティーに呼ばれるゴルゴ13ってイヤでしょ?

誰とでもすぐ仲良くなれるラオウって、ガッカリでしょ?

本当はぼくらは一匹狼的な生き方が大好きなんです。

 

人の和を大事にしようとして疲れてしまう人って、

たぶん協調性と媚びを間違えてるんですね。

媚びなきゃいけないくらいなら、友達なんか作らなくていいです。

一匹狼が魅力的なのは、媚びないからです。

 

はっきり言って、親友ができるかどうかって、かなり運の問題なんです。

友達の多さ、少なさであなたの価値は決まりません。

交友関係の長さでも決まりません。

そんなことよりも、あなた自身が、

まず自分自身を大事にして、自然体でいることのほうがよっぽど大事なんです。

 

まとめ

・人が友達を作りたがるのは、大昔のなごり

・誰とでも仲良く、というのは無理

・努力が必要なら、友達なんかいらない

・協調性と媚びをはき違えるな

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