「あの人苦手」と言ってても仕方ないから、付き合い方を考える

【心理】人間関係

苦手な人と付き合う

学校、職場、親族などなど…

苦手な人がよくもまあこんなに溢れているもんですね。

できれば「苦手だ」と思わず、上手に付き合いたいものです。

 

苦手な人がいるってのは本当に深刻な問題で、

ストレスはもちろん、ひどい場合は心の病気になって、

仕事を辞めたりする事にもつながりかねません。

なのでちょっと真剣に考えてみました。

 

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私は苦手な人がいます

学校や仕事をやめたい、楽しくないと思う理由のうち、

多くを占めるのが人間関係の悩み。

自分が一緒にいて楽な人や心地いい人とだけ関わりたいと思っても、

そうはいかないのが世の常ですよね。

チームメイト、上司、後輩……予め設定されて、

与えられる関係の中で生きていかないといけない状況があまりに多い!

 

私は非常に消極的で受身な性格だったこともあり、

プライベートな友人関係ですら、

苦手な子と一緒に過ごすことが少なくありませんでした。

そこで、幼少期〜学生時代と人間関係の悩みに恵まれて育った(笑)私が、

今日まで苦手な人と付き合ってきた中で学んだ工夫や考え方を共有したいと思います。

(効果には個人差があること、ご理解いただけると幸いです!)

 

キーワードは、「発想の転換」「手のひらで転がす」です。

人によって、苦手なタイプは違うと思います。

なので、まずは苦手な人と出会ったときの一般的な心構えから考えていきましょう!

 

うわ、何かこの人無理…

苦手な人は、最大の味方であり教師かも!

不快感を感じるとき、2つの可能性があります。

 

自分に似ているから

深層心理で、その人を通して自分が見たくない、

自分の嫌な部分を見ているような気になるのです。

今はそうでなくても、

「こんな風になりたくない」と思っているかもしれません。

 

自分と違うから

逆に、自分の常識や見慣れた人たちとどこか違う…

と感じた場合も、負の感情を抱くことがあります。

これは「自分」を守る為の防衛本能で、

一種の警戒心・恐怖心から、「とりあえず敵」と認定するからです。

 

しかし、裏を返せば…

苦手な人 は自分の課題を見せてくれる鏡になる。

苦手な人 は自分がまだ知らない世界を見せてくれる。

苦手な人が多いということは、

それだけ自分の弱さ、臆病さが関係しているともいえます。

誰しも、自分の嫌な部分は見えないものですから。

 

苦手な人をことごとく避けて生きようとすれば、

「ああいう人ダメなんだよね」と愚痴る自分が、

陰では「まぁ、あの人も同じようなところあるけどね…」と思われている…

そんな未来が待っているかもしれません。

 

話が脱線しますが、

自分が楽や得をしているとき、相手は損や我慢をしている…

ということに気づかないことが多いです。

その人といて心地良いな、楽だなと感じる場合、

実は相手の方が一枚上手で、

自分のために配慮してくれていることが少なくないのです。

 

苦手な人と向き合うことは、

一時的には損かもしれませんが、

相手から多くを学べると同時に、

貴重な「信頼」を勝ち取ることに繋がると思っています。

苦手意識を持たれる人はたいがい他の人からも思われていて、

少なからずそれをコンプレックスに感じているから、

敵視しない人に安心感を覚えるのでしょう。

 

「しかし、やはりストレス…!」関わりたくないと思ったら

その人の全てを受け容れる必要はありません。

私は、支配的な人や自分勝手な人と関わりを持つことで、

苦しむことが少なくありませんでした。

(のびた:私 ジャイアン:友人 の構図です…)

 

また、合わないなと思う部分があっても、

友達だから多少のことは理解しないと…と努力しては憔悴。

そんな中、臨床心理士の先生に教えてもらったのが

「今の環境が終わってもプライベートでずっと関わっていきたいと思うかどうか。」

※学校の卒業や転退職など

「関わっていきたいなら、心を尽くして大切にすればいい。

 そうでないなら、必要最小限の付き合いをすればいい。」

「その人の全てと関わる必要はないんだよ」

ということでした。

(大人からすればごく当たり前の事なのですが、当時の私にとっては目から鱗でした…)

 

最小限の付き合い。

これは、冷たい言い方かもしれませんが、

自分を高める範囲で相手の良いところや共感できる部分とだけ関わる。

嫌な部分は同調したり変えようとせず、無視するということ。

無視といっても、もちろん文字通り無視するとトラブル必至です!

 

『友だち幻想』(菅野 仁 著)という本では、

学校の友達関係に悩むとき「距離を置いてみる」方法として、

笑顔で挨拶(さえ)すればいいといいます。

嫌な部分が目につくことで、良さに気づけないこともあります。

その人の嫌な部分ばかり目につきそうになったら反応せずに距離をとる。

無理に合わせようとせず、誠実に断る。

相槌うちつつ聞き流す…。

 

完璧な人間はいないし、

自分も気づかないところで誰かに迷惑をかけているのです。

嫌な部分は嫌だと認め、お互い様と許しつつ、

火の粉が降りかからない距離まで離れましょう。

自分が悩んでいる時、相手もまた距離感に苦しんでいるのです。

そして、その人にもたくさんの側面・人格があります。

周囲(友人、先輩、クライアントetc…)の悪口ばっかり言う人でも、

家族を大切にしている理想的な娘(親)かもしれません。

人付き合いが悪くてとっつきづらい人でも、

自分と共通のアーティストが好きで語り合える数少ない存在かもしれません。

とても友達にはなれない…と思う人でも、

ビジネスパートナーとして有為な人材かもしれません。

 

残念ながら、どんなに相手に変わってほしいと願っても、

他人が直接変えることはできません。

でも、自分自身が変わることはできます。

相手をより良く知ることで、

自分しか知らない相手の長所を見つけることができれば、

これほど心強いことはありません。

 

相性が良くない人とも円滑にやっていくには?

コンプレックスを利用しましょう。

苦手意識には自分の弱さが関係していると言ったように、

人には誰しもコンプレックスがあり、防衛本能が働きます。

 

(弱い自分を守るために)過剰に攻撃的になってしまう

(家族と思うようにいかず)部下にキツく当たってしまう

(性格に自信がなく)ブランド品や学歴を自慢してしまう

 

相手のコンプレックスを見極めることは、

スムーズな人間関係を築く上でかかせないと思っています。

コンプレックスを刺激してしまうと、

思わぬトラブルに発展しかねません。

逆に、本人がコンプレックスに思っている点に対して、

ポジティブに見方を変えて肯定してもらえると安心します。

また、自分の強みや大切にしていることに理解を示して貰えると嬉しいものです。

 

例)
気が弱い→協調性があって優しいですよね
個性的→ お洒落ですね

 

でも、「私のコンプレックスは○○です!」って、

オープンにする人って普通いませんよね。

隠そうとするんです。

コンプレックスが強ければ強いほど。

何を隠したいかは、

何を誇張しているか、アピールしているか、

という目立つポイントの逆手をとれば見えてくることが多いです。

あとは、客観的に短所にみえる部分は、

本人自身も悩んでいる可能性があります。

 

あくまで、人間関係を円滑にするための「利用」ですので、

くれぐれも弱点を攻撃したり、

嫌味にならないように気をつけましょう。

自分に対して敵意はないんだな(味方だな)と思って貰えるだけで、

相手からの対応も丁寧に、柔らかくなると考えられます。

 

最後に

一般論的な話でしたが、

誰もがコミュニティの中で上手くやっていきたいと思っていて、

弱みを抱えています。

相手の苦手な部分を、

「無理、嫌いだ」「なんで関わらなきゃいけないんだ」と一蹴するよりも、

「なるほどそこがウィークポイントなんだな」と一歩引いて、

適切な接点を見つけましょう。

信頼を得た先には、

あなたからのアドバイスに真摯に耳を傾けてくれる

素直な相手が待っているかもしれません。

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