人付き合いで疲れている人がすべき協調性への考え方とは!?

【心理】思考

協調性か一匹狼

就職の面接では、「私、協調性あるんです」アピールが定番なんだそうですね。

そりゃ会社という組織に入るわけですから、

一匹狼タイプよりも、

大勢のなかにうまくとけこめる羊タイプの方が採用されるんでしょうけれど。

 

面接のマニュアルにもこう書いてあるそうですよ。

協調性を強調せぇ!

・・・失礼しました。

 

日本人はとにかく「和」を大切にするって言われますけど、

協調性って本当に大事なんでしょうか?

協調性のある人になるにはどうしたらいいんでしょうか?

そのあたりを考えたいと思います。

 

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それはサルだったころの名残?

そもそも協調性とは何でしょう?

国語辞典によると

「他の人と物事をうまくやってゆける傾向や性質」(大辞林第三版)

だそうです。

要するにほかの人と仲良くなる能力ってことでしょうか?

 

なんでも人間の顔には30種類を超える表情筋があるんだとか。

その数はほかの霊長類と比べてもぶっちぎりで多いんだそうです。

それだけ人間は多種多様で微妙な表情ができるんですね。

 

それはつまり、人間が他の仲間と濃密なコミュニケーションができることを意味します。

たぶん、他の人と仲良くなる能力がないと人間は生き残れなかったんでしょうね。

逆にいうと、人間だけがみんな力を合わせていろんな問題に対処できたわけです。

仲間で問題を共有し、知恵を出し合えたからこそ

人間だけがこんなにも進化できたんだと思います。

 

だから協調性がいいとか悪いとかのまえに、

そもそも私たちの本能の中には、

「協調性は素晴らしいもの」

という考え方が刷り込まれてるんです。

 

協調性がある人・ない人の特徴

しかし、現代では特に協調性を持たなくても、

生きていこうと思えば生きていけますよね。

実際、協調性のかけらもない人ってたまにいますし。

 

では、協調性がある人とない人ってどんな特徴があるんでしょうか?

まず一番は、俗にいう「空気が読める・読めない」ということでしょうか?

空気が読めるとは、

「この場においては、こういう振る舞いが望まれてるんだろうな」

ということを予測する能力です。

協調性がある人はこの能力が高いと言えます。

 

また、協調性がある人は悪目立ちしませんね。

スタンドプレーをしないというか、

自分の手柄よりもチームとしての目的達成を優先します。

ルールを守る、人の悪口を言わないなどの特徴があると思います。

 

協調性がない人はすべてのこの逆です。

空気は読まない、チームよりも自分の利益を優先する、

ルールは守らない、人のことを平然と悪く言いがち、等々が特徴です。

 

協調性がある人は幸せ? ない人が幸せ?

そう考えると、協調性のある人って組織には必ず必要です。

わがままな人ばっかりだったら、まとまる話もまとまりませんから(笑)

でも、協調性に富んだ人が個人的には幸せかどうかといえば、

これは話が別だと思います。

なぜか?

 

まず他人の気持ちを忖度しなきゃいけないから、扱うべき情報が膨大になります。

チームに10人いれば10人の気持ちや本音を考えないといけません。

考えなきゃいけないことが複雑になりすぎて、

脳ミソを酷使することになります。

疲れちゃいますよね。

それから、自分の意見や欲求を後回しにしがちですから、

当然我慢する場面も多くなります。

これじゃストレスが溜まっちゃいます。

 

一方協調性がない人はどうでしょうか?

そういう人は余計なことを考えなくてすみますから、楽ちんです。

個人的な意見や欲求を通しますから、そういうストレスもありません。

ただ、まだまだ世の中にはチームプレイでなければ

できないことってたくさんありますから、

そういう意味では生きづらいだろうと思います。

 

仮に組織を嫌って小説家にでもなったとしても、

出版社や編集者との付き合いはありますし、

読者の求めているものは何かを理解する共感力も必要です。

現代社会でも、完全に一匹狼で生きていける場面はまだまだ少ないのが現状です。

 

まとめると、

協調性がある長所は、組織、社会から求められるということ。

短所は疲れてストレスが溜まりやすいということ。

協調性がない長所は、孤高の一匹狼になれるということ。

短所は、そんな一匹狼が生きていける場面は社会では少ないということ、ということですね。

 

協調性ってつまり・・・

仕事において協調性がないと、ほとんどの場合うまくいきません。

どうせ人間は群れる生き物ですから、

人から嫌われていいことってあんまりありませんからね。

かといって、協調性を大事にしすぎると、自分が疲れてしまいます。

チームや組織が成功しても、

個人としてのあなたが病んでしまっては意味がありませんから。

 

じゃあどうすればいいんでしょうか?

昔の人はいいことを言いました。

君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず。

意味は、

「すぐれた人物は、みんなの和を大切にはしても自分は失わないよ。

三流の人物はすぐに迎合するけど、みんなとは心の底から仲良くはならないよ」

ということです。

 

協調性って、要するに他人に対する共感力です。

思いやりといってもいいかな。

決して自分を安売りしたり、自分を押し殺したりすることじゃありません。

例えば病気で苦しんでる人がいたとします。

その人を見て、ああ、苦しいんだなって思い理解して手を差し伸べてあげるのが協調性です。

一緒に病気になってあげるのは協調性じゃありません。

手を差し伸べて上げられませんからね。

それは迎合です。

 

もしあなたが人間関係で疲れていて、協調性について悩んでいるなら、

このことを覚えておいてください。

協調性と媚びは違います。

また人に依存したりさせたりするのも違います。

 

人間関係で悩んでる多くの人が、

協調性を媚びや依存とはき違えてるんです。

自分は押し殺さなくても協調性が保てます。

というか、それが本物の協調性です。

 

人からは嫌われないほうがいいですが、

「嫌われてもいいんだ」

という覚悟も一方で持ってないと、バランスが悪くなります。

このバランス感覚がないと、結局どうしたらいいのかで一生迷うことになります。

全ての人に好かれようとすることが可能なのか?

不可能を実現しようとすれば必ず破綻するということです。

 

まとめ

・協調性を大事にするのは人間がサルだったことの名残

・協調性がある人、ない人それぞれ一長一短がある

・協調性を媚びや依存をはき違えてはいけない

 

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