世界に3億2千万人!?鬱になったらどうするの?対策や周りの接し方は?

【心理】思考

厚生労働省によると、

日本人の100人に3~7人くらいはうつ病を経験されてるそうです。

国民病と言っていいかどうかはわかりませんが、近年うつが増えているのは確かなようです。

世界的に見てもうつ病は増加傾向なんだそうで、

WHOによると2015年は3億2000万人以上の方がうつ病で苦しんでいた、

というデータもあるそうですよ。

だいたいアメリカの総人口と同じくらいですね。恐ろしい数だと思います。

 

そもそも、うつ病ってどんな病気でしょうか?

症状は?

自分でチェックできる?

治療法は?

そういうところを調べていきたいと思います。

 

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そもそもうつ病って?

うつ病は「病」ってついてるくらいですから、

お医者さんじゃないと診断できません。

(医師免許を持たない心理士やカウンセラーが

「うつ病です」って診断すると、医師法に引っかかります)

 

ただし、ある程度セルフチェックすることは可能です。

 

「気分が落ち込む」

「何をしても楽しくない」

「興味がわかない」

「よく眠れない」

「食欲がない」

「性欲がない」

「常に疲れている」

「自分は無価値だと思う」

「死にたいと思う」

 

等々の症状が(全部でなくても)2週間以上続く場合は要注意。

ちゃんと専門家に相談しましょう。

また、周りにこういう人がいたら、

ちゃんとお医者さんに行くようにアドバイスしてあげるほうがいいですね。

 

「気にしすぎだ」

とか

「酒でも飲んで忘れちゃえ」

「気合いが足りないからだ」

みたいな突き放すようなアドバイスはしないほうがいいです。

 

一般的な治療法は?

うつ病の原因の多くは過度なストレスです。

(多くは、というのは、そうじゃない人もいるってことですが、ここでは割愛)

そういう場合は、まず休職するなどしてストレス源から距離を置くっていうのが、

よくなされる処置ですね。

 

そうは言ってもそう簡単に休めない人もいますし、

休むと生活できないという人もいたりして、

ちょっとこの辺が難しい問題だったりするんですが。

お医者さんにいくと、薬を処方されることが多いです。

いま一番一般的な抗うつ薬はSSRIやSNRIと呼ばれる、

脳内物質を自動的に調整してくれる薬ですね。

もちろん、ケースバイケースで、違う薬を処方されることもありますが。

 

それから、カウンセリングもある程度効果があると言われています。

具体的には認知行動療法、対人関係療法などが多いですかね。

ただ、カウンセリングはちょっと費用がかかったり、

そもそもカウンセラーがいなかったりするケースも多いので、そこらへんがネックです。

 

ちなみに世界では、

脳の海馬と呼ばれる部分に電気刺激を与えるという過激な治療法もあるみたいですが、

まだ日本では認可されてないようです。

個人的にはおもしろそうで、ちょっと受けてみたい気もしますが。

(私はうつ病じゃございませんけど)

 

あ、そうそう、いま抗うつ薬を飲んでる方は、

もし症状が良くなっても、勝手に薬をやめないでくださいね。

急に長年飲み続けてきた薬をやめると、

離脱症状という様々な症状が出てくることがあります。

これも個人差があり、急にやめても全然なんにも起きない人もいますが、

ちゃんとお医者さんに相談して減薬していきましょう。

薬はナメると怖いんで。

 

最後に、うつ病はそうすぐ改善がみられるもんじゃありません。

「うつは心の風邪」なんていいますから、

薬飲んで寝てりゃあっという間に治りそうな気がしますが、

数か月から数年かかることもありますので、

あんまり焦らず、気長に付き合うくらいの気持ちでいるほうがいいですね。

焦ると疲れちゃって、余計に気分が落ち込む、なんてことになったら意味がありませんから。

 

対策は? 周りはどう接したらいいの?

絶対にうつ病にならない必殺の対策があるわけではありませんが、

やっぱりストレスは溜めこまないというのは有効だと思います。

ベタですけどね。

 

ストレスを溜めないコツは、

「完璧じゃなくてもいい」

「ちょっとくらいユルくてもいい」

「人に嫌われたっていい」

って考えることです。

もちろん、親しい人が亡くなったとかペットロスによるストレスには

効かないかもしれませんが、

少なくとも対人関係のストレスはこう考えるだけでだいぶ違うと思います。

 

2016年に東京都知事を辞任されたM氏。

都民の税金で私物を買い、だいぶバッシングされてました。

あのニュースを見て、

「税金ドロボーだ!!! 腹立つ!!!!!」

って怒るのも立派ですが、

「あれだけ神経が図太かったら、生きていくのも楽ちんだろうな」

と思うのも、ひとつの考え方でしょう。

 

そりゃ社会のためには怒ったほうがいいんでしょうけれど、

あなた自身の心の健康のためには後者みたいな捉え方もアリだと思います。

ユルめる、とはそういうことです。

また、うつの方への接し方ですが、一般的には「頑張れは禁句」と言われてます。

それはまあそうなんですけど、ちょっとこの言葉は誤解がありそうですね。

頑張れさえ言わなければ何でもいいというわけでもないし、

頑張れと言っちゃったらすぐにどうかなるということでもありません。

 

大事なことは、

「私はあなたを理解してますよ。私はあなたの味方ですよ」

ということを伝えることです。

あなたは独りで戦う必要はないんだよ、ということをちゃんと伝えられれば、

頑張れと言おうと言うまいと関係ないと思います。

むしろ、そんなマニュアル的な、しゃくし定規的な接し方よりも、

そういう態度のほうがよほど大事じゃないでしょうか。

 

うつは、どんなに明るくて元気でポジティブな方でもなっちゃう可能性がある病気です。

だからこそ、自分のことのように相手にも接してほしいと思います。

人と傷つけるのも人なら、癒せるのも人ですから。

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