ナルシストではない!自己愛性人格障害を正しく知ってつき合う方法 その①

【心理】思考

自己愛性人格障害
自己愛性人格障害”や、

自己愛性パーソナリティ障害”という

言葉を聞いたことはありますか??

“自己愛”がついているので、

“自分大好きでナルシストな人”と思う人も多いですが、

それは間違いです!

 

特徴としてよく言われるのが、

・自分の能力を過大評価している

・劣等感を持っている

・自分を愛することが出来ない

・他者の評価を過剰に気にする

などです。

 

自己愛性人格障害を正しく知ってもらうために、

特徴や原因&付き合い方を紹介したいと思います。

今回は特徴について話していきます。

原因&付き合い方はまた次回に。

 

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自己愛性人格障害って?その特徴やタイプとは??

そもそも“自己愛”とは、

“自分を大切にできる力”のことを言います。

自己愛性人格障害の人は、

その“自己愛”が何かの原因で見失ってしまった人です。

 

つまり自己愛性人格障害の人は、

“自分を大切にする力がなく、自分にも他人にも愛情を注げない人”

と解釈できます。

ナルシストな人ではありません。

 

自己愛性人格障害の人は、

“ありのままの自分”を受け入れることが難しいです。

それらの人には共通する特徴があります。

具体例を入れながら詳しく紹介します。

 

1.《自分は特別》という思い込みが激しい

自分の理想が高いため、

“自分は人とは違って特別”と思っています。

そのため、自分がいかにすごいかを誇張して言う傾向があります。

 

例えば1人に告白された時でも、

『この前5人から告白されて困ってるの~』と大袈裟に言います。

“あなたたちとは違って私は特別モテるのよ”アピールをしてきます。

また、『○○ちゃん(知事のこと)?私の叔父さんが知事と知り合いよ~』と

権力者と仲良しだと言う傾向もあります。(実際は違うのに…)

 

他にも学校の偏差値や就職先の規模なども誇張して言う傾向があります。

『(偏差値の高い学校)高校に合格間違いないって色んな先生に言われてる』

『彼氏は(大企業や公務員)に勤めてるよ。いやいや全然大したことないよ』

と、特に普段合わない親戚などに言ったりもします。

普段合わないのでバレる心配ないですからね。

 

このように自慢したがる傾向も特徴の1つです。

 

2.他人の意見を受け入ることができない

他人からの評価にすごく敏感に反応する傾向があります。

勉強中に『それはこっちじゃなくてあっちだよ』と、

相手の間違いを何気なく教えてあげても、

それを“屈辱”と感じてもう大激怒!!

『そんなの知ってるし!あなたを試してあげたことくらいわからないの⁈』

『あなたこの前のテスト何点だったの⁈私は満点だったのよ!』と

何気ない意見などでも過剰に反応して、

相手を見下してボロボロになるまで

言わないと気が済みません。

 

心の中では、

“恥をかかせやがって”

“天才の私に意見しようなんて何様⁈”

と、はらわた煮えくり返るほど怒り心頭です。

何気なく発した言葉だったのに…、

 

また、怒りを通り越して異常に落ち込む傾向もあります。

例えば同じように『それはこっちじゃなくて…』と、

何気なく教えると、

『こんな簡単な問題もわからないなんてどうしようもないバカだ…』と

目も当てられないくらい落ち込んでしまいます。

凡ミス程度だったのに…。

もっとひどくなると死ぬことを意識することもあります。

『こんな簡単な問題も間違えるなんて生きている価値がない。死にたい…』

『恥かかせやがって許せない!』と、

生死に関わる攻撃を考えることもあります。

何気なく発した言葉でも低い評価されたと過剰に反応し、

相手の意見を聞き入れません。

だって“自分は特別すごい”と思い込んでいるのですから。

 

3.相手の気持ちを考えられない

“他の人に共感する”ことを知らないことも特徴の1つです。

相手の立場に立って物事を考えられないので、

その場にふさわしくない発言や、

自分の評価を高めるために人を裏切ることも平気でします。

 

例えば結婚式に招待された時に、

『旦那さん超ブサイクじゃない??』

『あの子(友だち)すごい男遊び激しいのによく結婚できたよね?金目当てかな?』

『旦那年収低いんだって。結婚後は地獄だね。可哀想~』など、

平気に普通の声で言います。

友だちや旦那さんの親族がいるなんて関係ありません。

相手の気持ちを考えることが難しいので、

なぜダメなのか理解していません。

 

また、自分の評価を上げるためなら裏切ることも平気です。

友だちや家族でも。

例えばクラスで飼っている魚の水槽の掃除を友だちと任せられた時、

自分は何もしないで友だちが一生懸命掃除して頑張って綺麗にした時でも、

『(友だち)臭い無理って言うから私頑張って掃除したんです!ピカピカでしょ??』

と友だちは何もせず、

あたかも“自分1人が頑張ったんです”と、

教師にアピールをして自分の評価を上げます。

本当は1人で頑張った友だちを裏切ってでも。

 

他にも家族を裏切ることだってへっちゃらです。

兄弟喧嘩した時も、

『(妹)ちゃんが怒っててどうしたら良いのかわからない。私何もしてないのに…』

と親や親族に言い回り、

“悲劇のヒロインアピール”を欠かしません。

それが自分に非があっても、

“健気に謝っても許してもらえない私”を演じて、

妹が皆から非難されているのを見て優越感に浸ります。

“共感すること”がわからないので、

相手の気持ちを考えない行動を平気でするのも1つの傾向です。

 

自己愛性人格障害は、

例えこれらの特徴が

“偽りの姿”だとしても頑なに受け入れようとしません。

むしろ指摘したら激怒したり、

どん底まで落ち込んだりします。

 

ここで疑問に感じた人は鋭いです!

“激怒”することと、

“落ち込むこと”は真逆ですよね?

自己愛性人格障害には紹介した3つの特徴があるのと同時に、

〈無自覚型タイプ〉と、

〈過敏型タイプ〉の2つのタイプに分けられます。

そんな2つのタイプの特徴も紹介したいと思います。

 

〈無自覚型タイプな人の特徴〉

このタイプは自分は特別な存在だと思い込み、

自分の利益のことだけを考えています、

他人からの意見や指摘に大激怒して、

攻撃して傷つけても平気な人はこのタイプです。

いつも傲慢な態度で暴言ばかり吐いている特徴があります。

 

〈過敏型タイプな人の特徴〉

このタイプは“自分には才能がある”と理想が高く、

現実の自分との大きな差に落ち込む特徴があります。

他人から意見や指摘などの評価に、

過剰なまで敏感に反応してしまい、

“高い理想の自分像”とかけ離れた評価に傷つき、

自分を責め続け、落ち込むこともよくあります。

〈無自覚型タイプ〉な人と違って注目されることが嫌で、

感情表現をあまりしない内気な人という特徴もあります。

どちらのタイプも共通して、

“ありのままの自分を受け入れられない”特徴があります。

 

最後に

いかがだったでしょうか?

これらのものは、

身体的な怪我のように、はっきり分からないので、

もしかしたら今まで気付かなかった人もいるかもしれません。

ではまた次回、「原因&付き合い方」について話します。

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